

2020年、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始、胸の痛む出来事、変えなければいけないと思う出来事が相次ぎました。
一つは、中村哲さんが銃撃を受け、イラクから無言の帰国をしました。娘に改めて中村氏の成し遂げた偉業と意味を話しました。
非武装による国際貢献がどれほど多くの命を救い、平和の種まきになり、その輪を広げていくか。身をもって実践し、私たちに教えてくれました。
中村さんの遺志を受け継ぎ、憲法9条を守り抜こう、改めてそう思いました。
二つ目に、中国カジノ企業から370万円を受け取り、現職の自民党国会議員が逮捕されました。
「桜」疑惑の真っただ中の国会で、新たな広がりを見せるカジノ企業と政治家との癒着。年明け、維新の国会議員も100万円の受領を認めました。
政治の堕落があまりに酷い。国民の暮らしなどそっちのけです。膿を出し切り、変えなければと思います。
三つ目に、国会を開かないまま、自衛隊を中東に派兵することを、内閣が閣議決定しました。2020年2月末から1年間程の予定です。
国会を開かないまま、こんな重要なことが決めれるのは、安保法制ができたからです。
「アメリカが起こす戦争に、日本が参加し、戦争の当事者となる」危険性が、今、目の前にあることを、私たちは知っておく必要があると思います。
自衛隊の命を守るためにも、日本の中東で築いてきた非武装による国際貢献による信頼を壊さないためにも、自衛隊の中東への派兵は止めなければと思
います。
年明けには、引き続き衝撃的な事が起こりました。
年明け早々の1月3日、アメリカがイランを空爆し、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害しました。
それに対して1月8日、イランは報復だとしてイラクに駐留するアメリカ軍の拠点を弾道ミサイルで攻撃しました。
1月3日以降、アメリカ国内では、大小さまざまなイラン戦争を開始するなのデモ、集会が無数に開かれました。国内、国際的な大きな世論の中、トランプ大統領はさらなる報復は考えていないと記者会見で言いました。
日本は、今後もこんなにも攻撃的なトランプ大統領率いるアメリカ政府と運命を共にして良いのか?しっかりと今後の選択を考えるべき時だと思います。
2020年代の今後の10年が、私たちの未来を大きく左右する分岐点。
今年も、街角で、宣伝カーで訴え続け、みなさんと膝を突き合わせた集いや、議会報告会などで声を聞き、頑張ります。
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